公務員の仕事

【実体験】公務員がつらい理由5選+辛さから脱却する方法3選

激務で疲れている人のイメージ
ちゃーりー
ちゃーりー
こんにちは、元市職員のちゃーりーです

いつも本サイトをご覧いただき、本当にありがとうございます。とても感謝しています。

今回のテーマは、公務員の辛さです。

公務員は楽というイメージが強いですが、実際はそうではありません。公務員がつらくて休職したり退職したりする職員もたくさんいます。

そこで今回は、下記の2つを紹介します。

  1. 公務員が辛い理由5選
  2. 公務員特有の辛さから脱却する方法3選

なお、本記事を書いている私は元市職員です。6年間市役所で働いていました。当時は仕事が辛いと感じることが多かったですし、またそれを克服できたという経験もあります。

なので、仕事が辛いと感じる現役公務員の助けになると思います。

該当する方は、ぜひ本記事をご覧ください。どうぞよろしくお願いします。

公務員が辛い理由 5選

公務員が辛い理由は下記の5つ。色々あってすいません・・・。

  1. 人事異動が多いから。
  2. モチベーションの維持が難しいから。
  3. 制度改正が多いから。
  4. 住民からのクレームが多いから。
  5. 仕事の大半が、法律でガチガチに固められているから。

上記のとおり。

上から順番に解説していきます。

理由①:人事異動が多いから

公務員は人事異動が多いです。どこの自治体もだいたい3年に1度は別の部署に異動します。

公務員は異動はほぼ転職・・・。

公務員の異動はとても大変。なぜなら、異動すると仕事の内容が全く違うから。

公務員の仕事は多岐にわたるので、異動の前後で全く違う仕事をすることも多々あります。

例えば下記。

  • 【福祉課→教育委員会】に異動
  • 【建設課→個人情報保護課】に異動

わたしが市職員だったときも、福祉系から内部管理系に異動した経験がありますが、ぶっちゃけ「他業種に転職したのか?」と思うほど大変でした。

仕事を覚えた頃に異動。

公務員の業務内容は部署によって全然ちがいますし、確認すべき法律も変わってきます。

しかし、法律は簡単に覚えられるものではないので、「やっと覚え終わった〜」という頃に異動、ということもよくあります。

わたしは福祉系部門に5年いましたが、ぶっちゃけ5年でも短いなーと思いました。

若い頃はまだマシだが、年を重ねてからは辛い。

若い頃は記憶力が高いので、頻繁な異動に耐えられますが、ぶっちゃけ年を重ねてからの人事異動はとっても辛いと思います。

私より後に異動してきた上司が「頭の老化が進んでいるのに、こんなに覚えないといけないのかぁ〜」と頭を抱えていたのが記憶に新しいです。

管理職で異動すると難易度がさらに高くなる。

若いうちは役職も低いので、業務に関する知識が少なくてもなんとかなりますが、管理職になってからの異動は特に辛いです。

なぜなら、異動して間もないのに、組織としての意思決定が自分に任されるからです。

ちゃーりー
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知識のないままでは決裁ができないので、短期間で大量の知識を詰め込む必要があります。

民間であれば経験豊富な人材が管理職になりますが、公務員は異動が多いのでこういったことが発生していまうわけです。

なので、公務員の人事異動は辛い仕組みだと感じます。

理由②:モチベーションの維持が難しいから

公務員の仕事は、モチベーションの維持が難しいです。理由は下記の2つ。

  1. 仕事が単純作業の繰り返しだから。
  2. 成果が給料に反映されないから。

公務員は単純作業の繰り返し。

公務員の仕事は、基本的には常に同じです。例えば下記。

  • 住民票の交付
  • 申請の受付
  • 事業者の審査 など

公務員の仕事はどれも、生活のインフラに関わるものなので、時代が変わっても業務内容が大きく変わることはありません。

なので、毎日毎日同じ作業を繰り返すことが多いです。すると、やっぱりモチベーションの維持が難しくなります。

ちゃーりー
ちゃーりー
人間だから仕方ないですよね・・・。

かくいう私も、下記が原因でモチベーションが上がらないことがありました。

  • 窓口で毎日同じような質問を受ける。
  • 同じような内容を毎日パソコンに入力する。

やり方が決まっている仕事は楽だという意見もありますが、毎日同じ仕事ばかりというのも辛いです。

公務員の給料は年功序列。

また、公務員の給料は基本的に年功序列です。最近は、人事評価制度が給料に反映されるようになりましたが、それでもその影響はごくわずかです。

学校の勉強やスポーツでもそうですが、頑張ったら成果に反映される方がモチベーションが上がりませんか?

例えば下記。

  • 成績が良かった→何かを買ってもらえる。
  • 大会で優勝した→美味しいご飯に連れて行ってもらえる。 など

そういった成果報酬が、公務員にもあっていいと思うんです。

けれど、先に書いたとおり、公務員の給料は年功序列。どれだけ頑張っても同僚と同じ給料。

仕事を熱心に頑張っても給料が上がらない仕組みは、なかなか辛いと言えます。

理由③:制度改正が頻繁にある

公務員の世界では、制度改正と言われるものがあります。例えば下記。

  • 医療保険の制度をより良くしましょう。
  • 介護保険の制度をより良くしましょう。 など

制度改正があると、とにかく仕事が増えます。例えば下記。

  • 住民の方に配るリーフレットを直す。
  • 事業者に向けて説明会をおこなう。
  • システムを改修する。
  • 条例を改正する。

公務員の仕事は簡単。しかし量が多い。

ぶっちゃけ、公務員の仕事はさほど難しくないです。なぜなら、やり方が法律で決まっているから。自分で考える仕事が多くないので、仕事が滞ることはほとんどないです。

けれど、とにかく仕事量が多い。

  1. 大量の申請書をさばき、
  2. なり続ける電話に対応し、
  3. それが終わったら公文書を作りまくる・・・。

最近は、公務員の人員が減らされているので、より一層一人当たりの事務量が増大しています。

その中で制度改正がおこると、ぶっちゃけパンクするわけです。

制度改正による激務で病気になった。

私のいた部署でも定期的な制度改正が3年に1度あったのですが、その年は毎日深夜帰りでしたね・・・。

気づいたら、逆流性食道炎になっていました。

そんな制度改正が、頻繁におこるので、事務量に忙殺されて「辛いな〜」と感じることが多かったです。

理由④:住民からのクレームが多いから

あまりいい話ではないですが、公務員はクレーム対応がめちゃくちゃ多いです。

理由は下記。

  • 連日報道される、公務員の不祥事。
  • 税金から給料を貰ってるんだから、もっと頑張れという意識。

クレームを言われる毎日。

私が福祉系の部門にいたときは、クレームを毎日のように言われました。

もちろん中には、「そのとおりだな」と思うことも多く、結果的に住民サービスが向上したケースも少なくありません。

しかし、心無いクレームを言われることも少なくありませんでした。

心無いクレームに加え、ボームペンを投げられ・・・。

「下僕の分際で〜」とか「公務員のくせに」とか言われることは当たり前。

加えて「年収1000万貰っておいてこのサービスはなんだ?」と言われることもありました。当然、そんなに多く貰っていませんが・・・。

また、ひどい例だと、窓口でボールペンを折られ、投げつけられたこともあります。

私はタフだったので耐え抜きましたが、中にはメンタルがやられて休職する職員もいました。公務員で休職者が多いのは、そう理由があるんです。

「住民の暮らしをよりよくしたい!」と思って就職したのに、クレームを言われるわけですから、公務員が辛いと感じる人も少なくありません。

理由⑤:仕事の大半が、法律でガチガチに固められているから

公務員の仕事の大半は、法律によって決められています。

全体の奉仕者であるがゆえのガチガチ。

公務員は全体の奉仕者なので、誰にも平等に接する必要があります。これは裏を返せば、同じケースであれば、どの公務員も同じ対応が求められるということ。

全ての公務員が同じ対応を取ろうとすれば、法律による縛りが必要ですよね。

なので、仕事の進め方にしても、「〇〇法」「〇〇法施行規則」「〇〇法施行令」といった法令によってガチガチに固められています。

ガチガチの結果「没個性」に。

ガチガチに固めることによって仕事で悩むことはなくなりますが、完全に「没個性」となります。

没個性ということはつまり、それをするのは自分じゃなくてもいいということ。それって凄く寂しくないですか?

「自分じゃなきゃダメな何かをしたい」「他の誰でもない自分を必要としてほしい」という願望は誰にでもありますよね?

なので、法律ガチガチで固められた仕事を辛いと感じる公務員もたくさんいます。

公務員特有の辛さから脱却する方法

ここまでは公務員が辛い理由について書き綴ってきました。ここからは、公務員特有の辛さから脱却する方法について解説していきます。

  1. 自分の能力を高める。
  2. 仕事にやりがいを見つける。
  3. 無理をしない。

方法①:自分の能力を高める

自分のスキルを高め、仕事をイージーにすることで、辛さから脱却しましょう。

先ほど、公務員は人事異動が多かったり、度重なる制度改正で事務量が膨大になると書きました。そういった辛さは、自分の能力を高めることによって改善することができます。

例えば、エクセルやワードのスキルを身に着ける、法律を独学するなど。

公務員には、ワード・エクセルが特におすすめ。

私は市職員時代、エクセルの関数やマクロを独学することで、仕事量を減らすことに成功しました。公務員の仕事は単純作業が多いので、エクセルの関数やマクロを使えば、ルーティンワークを自動化することが可能です。

最近は、RPAやAIといった自動化サービスが公務にも広まりつつあるので、仕事の効率化について意識を持つことは非常に有益だと考えます。

方法②:仕事にやりがいを見つける

仕事にやりがいを見つけることも有効です。

「面白くないなぁ〜」と思いながらの仕事は辛いですが、やりがいを持って仕事をすれば、辛い仕事もつらくなくなります。

とはいえ、「やりがいなんて見つからないよー」という方は、仕事の効率化に取り組めばOK。仕事の効率化であれば、結果的に自分が楽になるわけですから、一石二鳥です。

かく言う私も、単純作業ばかりの毎日に辛さを感じていましたが、仕事の効率化をやりがいにすることで、単純作業が効率化すべきミッションに代わり、毎日が楽しくなりました。

方法③:無理をしない。

公務員で「辛い」と感じている人は、真面目な人が多い印象です。そして、真面目な人は基本的に無理をしすぎている・・・。

「自分はもっと頑張らないといけない」「こうしないといけない」という思い込みを止めれば、仕事がずっと楽になりますよ。

そして、どうしても仕事が辛いと感じる人は、休職したり、転職するのも一つかと。自分がおかしくなってまで仕事をするのは間違いです。

本記事のまとめ

今回の内容を下記にまとめます。

公務員が辛い理由
  1. 人事異動が多いから。
  2. モチベーションの維持が難しいから。
  3. 制度改正が多いから。
  4. 住民からのクレームが多いから。
  5. 仕事の大半が、法律でガチガチに固められているから。
公務員特有の辛さから脱却する方法
  1. 自分の能力を高める。
  2. 仕事にやりがいを見つける。
  3. 無理をしない。
ちゃーりー
ちゃーりー
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。興味のある方は、他の記事をぜひ読んでみてくださいね。
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