公務員試験

公務員試験における地元以外の志望動機の書き方【コツを4つ紹介】

こんにちは、とらねこです。6年間、地元以外の市役所で働いていました。なので、地元以外の市役所に合格するコツを詳しくお話できます。

今回の想定読者は下記の通り。

公務員志望者
公務員志望者
公務員になりたいです。公務員試験では、地元以外でも受かるのか教えてください。また、地元以外を受ける時の志望動機の書き方も教えてください。

こういった疑問にお答えします。

なお、本記事を読んで分かることは下記です。

  • 公務員試験は地元以外でも受かる。
  • 公務員試験における地元以外の志望動機の書き方【コツを4つ紹介】

分からないことがあれば、コメント欄から質問してくださいね。

公務員試験は地元以外でも受かる。

結論からいうと、公務員試験は地元以外からの受験生でも受かります。

事実、私は地元以外の市役所を受けて合格しました。それも2回。そして、私の同期も半分以上、地元以外の出身です。

なので、地元以外の自治体でも普通に受かります。

極論、縁もゆかりもない自治体でも合格できます。

地元以外の出身でも貢献できる。

「地元民は土地勘がある」という意見もありますが、ぶっちゃけ就職して1〜2年、仕事をしていたら土地勘がつきます。

それに、公務員に求められる能力は土地勘だけではありません。例えば下記。

  1. 住民に分かりやすく説明する能力。
  2. 事務を効率化する能力。
  3. 統計データを分析する能力。

上記のとおり。

なので、地元以外の出身であることは、ハンディキャップじゃ全然ないです。

臆せず受験すればオッケーです。

地元以外の受験生が受かるコツ

結論からいうと、志望理由をしっかり書けばオッケーです。地元がどこだろうと、人事担当者を納得させる志望理由さえ書けば受かります。

なので、地元以外の受験生は、志望動機の作成の時間をそそぐべきです。

そこで以下では、志望動機の書き方を解説していきます。

公務員試験における地元以外の志望動機の書き方【4つある】

ここからは、公務員試験における地元以外の志望動機の書き方のコツを紹介していきます。下記をご覧ください。下記が書き方のコツです。

  1. 地元と比較する。
  2. 独自事業を見つける。
  3. 特徴的な統計を見つけ出す。
  4. 「住みたい」を理由にする。

上から順番に見ていきますね。

方法①:地元と比較する。

まずは、地元と比較するのが良いです。なぜなら、人事担当の納得を誘いやすいからです。

例えば、次の2つを比較すると、どちらの受験生を採用しますか。

【パターン1】

私は学生時代、〇〇について取り組んできました。なので、公務員になっても〇〇に関する事業に関わりたいです。

貴市は〇〇に関する事業に力を入れています。なので、貴市を志望しました。

【パターン2】

私は学生時代、〇〇について取り組んできました。なので、公務員になっても〇〇に関する事業に関わりたいです。

貴市は〇〇に関する事業に力を入れていますが、私の地元ではそれがありません。なので、貴市を志望しました。

ぶっちゃけ後者ですよね。複数検討したことがわかる方が、本気度が伝わります。

なので、志望動機は地元との比較を書くのがいいです。

ちなみに、市役所の敬称の使い方は、下記の記事を参考にしてください。

市役所の敬称は「御社・貴社」ではなく「御市・貴市」です|理由も解説します 6年間、市役所で働いていました。市役所の一般常識には自信があります。 今回は、公務員試験に挑戦中の方に向けて、「市役所...

方法②:独自事業を見つける。

独自事業を見つけるのもいいです。独自事業は他所でできない訳ですから、地元以外から受験するちゃんとした理由になります。

志望動機の書き方としては下記ですね。

貴市が行なっている〇〇事業は、全国を見ても他にありません。学生時代、〇〇について学んできたので、ぜひともその〇〇に関わりたいです。なので、貴市を志望しました。

上記のとおり。

とはいえ、志望先が独自事業を行なっているとはかぎりません。そういう時は、「自分が通える範囲内で、唯一やっている」とかでもオッケー。

例えば、「千葉県内では唯一」とか「兵庫県北部では唯一」とかですね。

地元じゃできないよ、と暗にアピールするのが大切。

方法③:特徴的な統計を見つけ出す。

受験先の統計書を見て特徴的な統計を志望理由にするのもいいです。例えば、下記。

貴市の高齢化率は〇〇%と、県内で最も高い数字です。学生時代、高齢化問題に関する研究をしていたので、貴市の統計を最も低い数字まで改善したいです。

上記のとおり。これであれば、地元以外を受ける理由になります。

方法④:「住みたい」を理由にする。

「方法①~③全てが無理!」という方は、「住みたい」を理由にすればオッケー。なぜなら、受験先の職員にとって最高の褒め言葉だから。

自分の働くまちに住みたいって言われたらどうです?めちゃくちゃ嬉しくないですか。「自分の努力が実った~」という気分になりますね。

そして、住みたいと思うほど本市のことが好きなら、就職後も頑張って働いてくれそうだな」と思ってもらえます。

なので、住みたいという理由は地元以外にぜひ使って欲しいですね。

もちろん、住みたい理由は必要です。私は住みたいと志望動機に書き、のちに面接官から「なぜですか?」と聞かれました。→ちゃんと説明して合格。

なので、実際に足を運ぶなどして住みたい理由を見つけ出しましょう。

まとめ

本日の内容を下記にまとめます。

  1. 公務員試験で地元以外に受かることは可能。
  2. 公務員試験における地元以外の志望動機の書き方は4つある。

【①:地元との比較】
【②:独自事業を見つける】
【③:特徴的な統計を見つけ出す】
【④:「住みたい」を理由にする】

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